95/98/2000/XP Reader

Windows用スクリーンリーダ

[English]

■ 概要

 95Readerは,パソコンの基本ソフトとして広く普及しているWindowsを視覚障害者にも利用可能にするソフトです。GUI(Graphical User Interface)をベースとするWindowsは,通常,画面を見ながらマウスなどのポインティングデバイスで操作しますが,これは視覚障害者には大変困難でした。そこで本ソフトは,画面の状況やキー入力を聞き取りやすい音声で読み上げることで, 画面を見なくても,またマウスを使わなくてもキーボードからWindowsを操作可能とすることを目的に開発しました。本ソフトを利用することで視覚障害者も文書作成,電子メール,表計算,CD-ROM辞書・事典,OCRソフト,インターネットなどがWindows環境で可能となりました。点字ディスプレイへの出力もできます(Version 3.5以上)。このソフトは1996年11月より製品化され,視覚障害者の間で広く使われています。

☆ 受賞

95Reader version 1.0はソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー'97を受賞しました。
           (ソフトウェア情報センター)
95Reader version 2.0は福祉機器コンテスト'98優秀賞を受賞しました。
           (日本リハビリテーション工学協会)

製品情報については,販売元
SSCT(システムソリューションセンターとちぎ)のWebサイトをご覧下さい。


95Reader version 1.0 95Readerを職場で使用している様子

 左側の写真は95Reader version 1.0のパッケージとフロッピーディスク,右側の写真は95Readerを職場で使用している様子です。


謝辞 95Readerの研究開発は,障害者職業総合センターの研究開発プロジェクトとして行われました。プロジェクト委員会にてご意見を賜った先生方に深く感謝いたします。このプロジェクトにおける開発過程を下記にまとめました。

95Reader開発ストーリー

参考論文(代表的なもののみ掲載)


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