■ 学会一覧
この項では、ヒューマンインタフェース学会と電子情報通信学会の論文誌及び大会・研究会予稿集の中の視覚障害者支援に関する報告をレビューする。
2006年に報告数の多かった研究テーマの一つはウェブのアクセシビリティである。「しゃべログ」(NTTサイバーソリューション研究所)は、視覚障害者向けに開発されたブログ読み上げブラウザである1)。階層化表示によるナビゲーションの効率化、効果音の活用、ハイコントラスト表示などを特徴とする。同研究所ではほかに、晴眼者がウェブ画面を見たときに見出し項目だと思う文字の属性を調べた2)。同種の研究として電通大の梅垣は、ウェブページのグループ化に背景色と枠線が多用されていることを確認した3)。このような文字属性や、背景色、枠線の情報を、スクリーンリーダや音声ウェブブラウザが読み上げの構造化に活用すれば、音声によるウェブの利用が効率的になるだろう。NTTデータでは、ウェブ上の難しい言葉を簡単な言葉に自動的に変換するシステムを開発した4)。今後は、単語単位ではなく文章全体を易しくする機能が必要だろう。産業技術総合研究所の坂本は、色覚障害のある人でも見やすい配色に画面を修正する手法を提案している5)。
東大の西本と東京女子大の渡辺らは、文部科学省の特定領域研究「情報福祉の基礎」の一環として、「音声対話」をキーワードとした一連の研究を報告している。その研究目的は、音声だけで情報を伝える専門職の人から、聞き手にとって理解しやすい伝達技法を学び、これを支援システムに応用するものである。西本らが選んだ音声伝達の場面は、対面朗読サービスとテレビ・ラジオの実況中継である。対面朗読を利用して弁当屋のメニューから好みの料理を選ぶ場面を設定し、その対話内容を解析した6)。その結果、はじめに全体的な情報を与え、徐徐に細かい情報を伝えていく情報の階層化と、サービス利用者の質問に朗読者が即座に対応する双方向性が、サービスの利用しやすさの鍵であると判断した。この要件の一部を満たすウェブサイトを開発し、同じ被験者に使ってもらったところ、利用者が主体的に操作できる点が好印象を与えた7)。実況中継の分析は、競馬・野球・サッカーの試合・レースを対象に行われた8)。その結果、テレビ画面に写す文字情報はラジオでは繰り返し読み上げられること、重要な情報も繰り返し伝えられること、間投詞を使って場面の切り替えを効果的に伝えていることなどが分かった。同グループではほかに、理解しやすい写真の説明技法や9)、早口合成音声に対する利用者の慣れ10)、ウェブ情報の構造化の効果などの研究も行っている11)。
情報アクセシビリティの観点からは、データ放送に関係した研究に注目しておきたい。テレビ番組と連動したデータ放送では、クイズが出題されたり、番組に関連した情報‐スポーツ番組の選手紹介や音楽番組の曲目紹介など‐が提供されたりする。アナログ地上波でデータ放送を受信するにはテレビとは別に専用端末が必要なこともあり、まだ認知度・利用率とも高くはない。ところが2011年に完全移行が予定されている地上デジタル放送においてデータ放送は標準的技術となる。番組関連情報のほかに、ニュースや天気予報などの情報をいつで見ることができる。聴覚障害者にとっては字幕放送が標準になるメリットもある。しかし、データ放送は基本的にグラフィカルユーザインタフェースなので、これを視覚障害者が使えるように、更に使いやすいようにインタフェースを設計する必要がある。現在、この課題にNHK放送技研が取り組み、音声と触覚を組み合わせたインタフェースの提案を行っている12),13)。その研究過程で行われたアンケートでは、デジタル放送受信機を保有している視覚障害者はまだ1〜2割程度に留まるが、今後、地上デジタル放送への移行とともに必ずその利用率は上がるだろう。それまでに、データ放送のアクセシビリティとユーザビリティを保障する研究が実用化まで進展することが求められる。
これ以外にも、各研究グループが従来からの自分たちのテーマを独自に進めている。それらは、聴覚による障害物知覚、音源定位、漢字の詳細読み、聴覚ゲーム、体表点字、点字プリンタの遠隔利用、点字触読時の触圧、数式文書の取り扱い、プログラミング環境へのアクセス、新機能を備えた拡大読書器の開発などである。雑誌『視覚障害‐その研究と情報』の紙面の都合上これらの文献は載せられなかったが、このWebページに一覧を掲載しているので、興味のある方はご参照頂きたい。
- 嵯峨田良江・岡野紋・渡辺昌洋・浅野陽子、2006、視覚障がい者に優しいブログ読み上げブラウザとは、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集、1029-1034.
- 渡辺昌洋・朝井大介・浅野陽子、2006、ウェブページの情報構造とアクセシビリティに関する検討、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集、739-744.
- 梅垣正宏、2006、アクセシビリティ向上のためのウェブデザイン認知特性の解明、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集、1039-1042.
- 中野智子・菅原昌平・阿部修也・乾健太郎、2006、視覚障がい者の聞きやすさを考慮した難語の平易化、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006、pp.1035-1038.
- 坂本隆、2006、色覚ユニバーサルデザインのための色修正手法―縮退した色空間をどのような拘束条件で復元するか―、ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集、731-734.
- 西本卓也・小川佳奈子・渡辺隆行、2006、対面朗読者と視覚障害者の対話の分析、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2005-75.
- 藤原扶美・下永知子・渡辺隆行・西本卓也、2006、対話分析に基づく視覚障害者用音声対話システム、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2006-67.
- 西本卓也・光部杏里・渡辺隆行、2006、ラジオ放送番組におけるスポーツ実況中継の分析、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2006-6.
- 荒川慶子・渡辺隆行、2006、写真を音声でわかりやすく説明する方法、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2006-68.
- 小野友理子・渡辺隆行・西本卓也、2006、早口音声合成に関する高齢者の慣れ、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2006-70.
- 志村ゆかり・渡辺隆行、Web構造化ユーザビリティとアクセシビリティ効果、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2006-69.
- 坂井忠裕・近藤悟・半田拓也・伊藤崇之、2006、デジタル放送のマルチモーダル情報提示環境の検討―視覚障害者へのアンケート調査をもとに―、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2005-84.
- 坂井忠裕・近藤悟・半田拓也・伊藤崇之、2006、GUIや表を伝える触角提示インタフェースと評価、電子情報通信学会技術研究報告、WIT2005-64.
和文論文誌
- 渡辺哲也, 渡辺文治, 山口俊光, 大杉成喜, 澤田真弓, 岡田伸一, スクリーンリーダの詳細読みによる漢字想起実験―成人を対象とした場合―, 電子情報通信学会論文誌D, Vol.J89-D, No.3, pp.602-605, 2006.
福祉情報工学研究会
2006年1月
-
福田慧人, 西田昌史, 堀内靖雄, 市川熹, 盲聾者用アプリケーションにおけるアクセシビリティとユーザビリティの検討, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-57, Jan. 2006.
- 今岡通博, 村田健史, 木村映善, 加地正法, 高橋良司, 点字プリンタのLAN共有システムの開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-60, Jan. 2006.
- 加地正法, 木村映善, 村田健史, 今岡通博, 点字用XML(BrailleML)の研究, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-61, Jan. 2006.
- 大沼祐太, 坂井忠裕, 宮沢裕, 富山健, 点接触型触力覚提示装置における触察方法の違いによる3次元形状認知, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-63, Jan.2006
- 坂井忠裕, 近藤悟, 半田拓也, 伊藤崇之, GUIや表を伝える触覚提示インタフェースと評価, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-64, Jan. 2006.
2006年3月
- 藤芳衛, 堀江祥仙, 藤芳明生, 石崎喜晴, テストのユニバーサル・デザイン−学習障害者と中途失明者の受験を可能にする大学入試センター試験用音声問題システムの開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-74, March 2006.
- 西本卓也, 小川佳奈子, 渡辺隆行, 対面朗読者と視覚障害者の対話の分析, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-75, March 2006.
- 相川哲弥, パソコン点訳講習会で工夫すべき点, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-76, March 2006.
- 相川哲弥, 日本語文字JIS規格への点字の追加, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-77, March 2006.
- 浅野真介, 橘賢二, 岩田一, 白銀純子, 深澤良彰, 音階表現によるグラフ形状の理解支援, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-82, March 2006.
- 森崇, 岩田一, 白銀純子, 深澤良彰, Java GUIプログラムに対するアクセシビリティチェック, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-83, March 2006.
- 坂井忠裕, 近藤悟, 半田拓也, 伊藤崇之, デジタル放送のマルチモーダル情報提示環境の検討−視覚障害者へのアンケート調査をもとに−, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-84, March 2006.
- 半田拓也, 坂井忠裕, 近藤悟, 伊藤崇之, 触覚インタフェースによる好ましい階層提示条件, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2005-85, March 2006.
2006年5月
- 小林真, 視覚障害者及び盲聾者向けコミュニケーション端末DB4DBの提案, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-4, May.2006
- 金堀利洋, 内田智也, 高村明良, 鈴木昌和, 数式を含んだ文書の点訳システム, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-5, May 2006.
- 西本卓也, 光部杏里, 渡辺隆行, ラジオ放送番組におけるスポーツ実況中継の分析, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-6, May 2006.
- 渡辺哲也, 大内進, 金子健, 山口俊光, 下条誠, 島田茂伸, 6軸力センサを用いた点字読み時の触圧測定の試み, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-7, May 2006.
- 青木恭太, 秋山仁, 四之宮佑馬, 村山真二郎, 画像処理技術による拡大読書器の実現, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-14, May 2006.
- 伊藤和幸, 伊藤和之, 点字,文字利用が困難な高齢中途視覚障害者のための理療教育課程における学習支援システムの開発並びに普及に関して, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-15, May 2006.
- 大墳聡, 佐々木信之, 熊澤明, 長谷川貞夫, 原川哲美, 体表点字の学習効果と誤りパターンの分析, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-16, May 2006.
2006年7月
- 嵯峨田良江, 岡野紋, 渡辺昌洋, 浅野陽子, しゃべログ:ブログ読み上げブラウザの開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-23, July 2006.
- 戸澤清茂, 今宮淳美, 小谷信司, 視覚障害者の歩行時での有効な音声情報の分析, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-24, July 2006.
- 西本卓也, 川崎隆章, ラジオ放送支援システム「オラビー」の開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-25, July 2006.
- 鈴木敦志, 仲川淳, 米田幸裕, 桐山伸也, 秡川友宏, 竹林洋一, 教材としての実用福祉機器の製作, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-28, July 2006.
2006年10月
- 渡辺哲也, 山口俊光, 渡辺文治, 岡田伸一, スクリーンリーダの漢字詳細読みに関する研究−詳細読みの構成及び単語親密度の漢字難易度による変化−, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-31, Oct. 2006.
- 藤沼輝好, 永井良美, 鎌田一雄, 渡辺哲也, 漢字判別読みシステムの構成に関する検討, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-32, Oct. 2006.
- 南谷和範, 半田拓也, 坂井忠裕, 伊藤崇之, 伊福部達, 汎用点字ディスプレイ管理サーバに必要な機能要件の考察, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-33, Oct. 2006.
- 加藤沙織, 岡本誠, 視覚障害者の記憶をサポートする器機のデザイン, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-34, Oct. 2006.
- 鈴木有吾, 岡本誠, 伊藤精英, 秋田純一, 小松孝徳, 小野哲雄, CyARM−非視覚モダリティによる距離感覚の評価とウェアラブルインタフェースのデザイン−, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-35, Oct. 2006.
- 南部美砂子, 岡本明, 坂尻正次, 三好茂樹, 振動子の装着による盲ろう者のコミュニケーションの変化−予備実験における対話過程の事例分析−, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-36, Oct. 2006.
2006年12月
- 佐々木信之, 大墳聡, 長谷川貞夫, 原川哲美, 体表点字の測定データのまとめ, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-50, Dec. 2006.
- 大墳聡, 佐々木信之, 長谷川貞夫, 原川哲美, 体表点字を用いた視覚障害者および盲聾者向け新型携帯端末「ビーブル」の開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-51, Dec. 2006.
- 石井宏長, 林田直己, 坂田涼, 大倉典子, 視覚障害者の特性を活かしたインタラクティブシステムの開発−音源距離定位を用いたゲームの開発と評価−, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-52, Dec. 2006.
- 河面勇太郎, 宮地孝明, 前田義信, 宮川道夫, 相対位置評価法を用いた視覚障害者用経路選択ソフトウェアの動作, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-53, Dec. 2006.
- 神山洋一, 中田貴映画, 森英雄, 視覚障害者向けインテリジェント車椅子"ひとみ"の研究開発, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-54, Dec. 2006.
- 石川准, 兵藤安昭, GPS視覚障害者歩行支援システムの研究−仮想散歩機能を中心に, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-55, Dec. 2006.
- 藤原扶美, 下永知子, 渡辺隆行, 西本卓也, 対話分析に基づく視覚障害者用音声対話システム, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-67, Dec. 2006.
- 荒川慶子, 渡辺隆行, 写真を音声でわかりやすく説明する方法, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-68, Dec. 2006.
- 志村ゆかり, 渡辺隆行, Web 構造化のユーザビリティとアクセシビリティ効果, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-69, Dec. 2006.
- 小野友理子, 渡辺隆行, 西本卓也, 早口合成音声に対する高齢者の慣れ, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-70, Dec. 2006.
- 山口俊光, 渡辺哲也, 視覚障害者の仮名漢字変換を支援する新しい手法 単語単位の「辞書説明読み」, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-71, Dec. 2006.
- 田口雅浩, 西田昌史, 堀内靖雄, 市川憙, 視覚障害者のアクセシビリティを考慮したWebページ作成のためのビルダの検討, 電子情報通信学会技術研究報告, WIT2006-72, Dec. 2006.
電子情報通信学会 福祉情報工学研究会については研究会のWebサイトをご覧ください。
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研究会
- 中村竜也, 尾崎真帆, 趙晋輝, 色弱視のモデリングと補正法に関する考察, ヒューマンインタフェース研究会論文集, Vol.8 No.2, May 2006.
- 水上陽介, 内田啓治, 澤田秀之, 触覚呈示デバイスを用いたなぞり感覚の呈示, ヒューマンインタフェース研究会論文集, Vol.8 No.2, May 2006.
シンポジウム 2006
- 釣大輔, 石井雅博, 唐政, 触覚受容器分布を考慮した2軸振動刺激による触覚呈示装置の開発, ヒューマンインタフェース研究会論文集, Vol.8 No.3, June 2006.
- 渡辺哲也, 大内進, 金子健, 山口俊光, 下条誠, 島田茂伸, 点字触読時の接触力−読みが速いと軽く、遅いと強いのか?−, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 藤井厚紀, 大杉雄大, 山本有紀, 中村孝文, 杉浦敏文, 田内雅規, 視覚障害者の音源定位状態を正確に反映する指示方法の検討, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 坂本隆, 色覚ユニバーサルデザインのための色修正手法−縮退した色空間をどの様な拘束条件で復元するか−, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 村松敦, 赤津裕子, 三樹弘之, 特急券券売機の全盲用インタフェースの検討, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 杉浦雅彦, 伊東一典, 清水道夫, ペン入力ガイドと音響出力を用いた視覚障害者用双方向システムの試作, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 大久保紘彦, 趙鵬, 竹中正典, 久良知國雄, 藤澤正一郎, 末田統, 赤外線音声情報案内システムを利用する視覚障害者の方向特定特性, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 久良知國雄, 竹中正典, 大久保紘彦, 藤澤正一郎, 末田統, 視覚障害者の歩行特性に関する研究, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 宮澤洋一, 宮川道夫, 前田義信, 堀潤一, 安藤伸朗, 岡本明, 注視を用いた弱視用拡大読書システム, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 塩瀬隆之, 伊藤精英, 間々田和彦, 川上浩司, 片井修, 視覚障害者と晴眼者の間接音変化に対する感度, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 山本卓, 長岡英司, 清水豊, 重度視覚障害者のJavaプログラミングを支援するシステムの開発, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 三谷誠二, 藤沢正一郎, 末田統, ロービジョン者による視覚障害者誘導用ブロックの視認性に関する研究, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 嵯峨田良江, 岡野紋, 渡辺昌洋, 浅野陽子, 視覚障がい者に優しいブログ読み上げブラウザとは, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 中野智子, 菅原昌平, 阿部修也, 乾健太郎, 視覚障がい者の聞きやすさを考慮した難語の平易化, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 梅垣正宏, アクセシビリティ向上のためのウェブデザイン認知特性の解明, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
- 田伏正佳, 武原夕雪, 自律車椅子のための点字ブロック認識について, ヒューマンインタフェースシンポジウム2006, Sept. 2006.
ヒューマンインタフェース学会について詳しくは同学会のWebサイトをご覧ください。
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- 中西理, 伊福部達, 井野秀一, 温冷刺激を利用した質感情報の提示方法とその触覚インタフェースへの応用, 日本バーチャルリアリティー学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 坂口正道, 横井悟, 荒田純平, 藤本英雄, 熱インタフェースによる情報提示に関する研究, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 三浦貴大, 井野秀一, 伊福部達, 聴覚による障害物知覚を利用した音響VRの基礎的研究−距離認知モデルとその評価−, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 大内誠, 岩谷幸雄, 鈴木陽一, 本多明生, バーチャル音空間内における視覚障害者の認知地図学習支援に関する研究, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 本多明生, 柴田寛, 行場次朗, 岩谷幸雄, 鈴木陽一, 大内誠, 聴覚ゲーム練習による転移効果:聴覚VRゲーム研究の新しい展開と今後の展望, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 梶本裕之, 菅野米藏, 舘ワ, 額に装着する電気触覚ディスプレイ, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 川辺航, 林部敬吉, バーチャルリアリティを利用した指文字システムの研究, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 安藤英由樹, 渡邊淳司, 雨宮智浩, 前田太郎, なぞり錯触を利用した2次元輪郭形状提示デバイスの研究, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 千葉慎太郎, 栗林英範, 久米祐一郎, 刺激位置と両手間ファントムセンセーションの生起,日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 横田求, 昆陽雅司, 前野隆司, 田所諭, 低周波振動刺激を用いた圧覚ディスプレイの開発, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
- 黒木忍, 梶本裕之, 川上直樹, 舘ワ, 経皮電気刺激及び機械刺激を併せた触覚提示の提案, 日本バーチャルリアリティ学会第11回大会論文抄録集, Sept. 2006.
日本バーチャルリアリティ学会について詳しくは同学会のWebサイトをご覧ください。
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第32回大会
- 関喜一, 佐藤哲司, 3Dサウンドを用いた視覚障害者用聴覚空間認知訓練システム(第3報), 第32回感覚代行シンポジウム, pp.1-4 2006.
- 大杉雄大, 田中雅規, 中村孝文, 吉田洋美, 丸田晃平, 市原俊二, 林斉, 大倉元宏, 視覚障害者用道路横断帯(エスコートゾーン)の摩耗経過と車両交通の関係, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.5-8 2006.
- 高戸仁郎, 武田真澄, 田中雅規, 欧米での道路横断時の方向提示に利用される視覚障害者用触知標示の有効性評価について, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.9-12 2006.
- 橋田未有, 三宅由理, 栗林英範, 久米祐一郎, 大内進, 増岡直子, 佐藤知洋, 視覚障害児のための図形模写評価システムの開発, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.21-24 2006.
- 木村剛, 川邊弘之, 下村有子, 視野障害者のための実時間画像変換システム, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.25-28 2006.
- 葛西崇文, 藤田満須美, 横山恭子, 佐々木正晴, 鳥居修晃, 視覚障害児における行動変換過程―組み合わせ図形の触探索場面での探索・定位方式と姿勢・動作の変移―, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.33-36 2006.
- 藤沼輝好, 渡辺恵理子, 日本語スクリーンリーダーに適した合成音声の特性及びデバイスの検討, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.37-40 2006.
- 堀尾寛, 家原直弘, 和田親宗, 手のひら書きを利用したコミュニケーション支援装置のための触覚刺激の知覚特性, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.41-44 2006.
- 棚橋公郎, 高橋秀夫, 牧野真弓, 加藤晶子, 久保次郎, 小林圭一, ICでできる!一人で選べる!―新しい図書館の利用を考えよう―, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.49-52 2006.
- 大墳聡, 佐々木信之, 長谷川貞夫, 原川哲美, 視覚障害者および盲ろう者向け新型携帯端末「ビーブル」による全国拠点での体表点字体験計画, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.53-56 2006.
- 塩坪いく子, 点字に変わる新文字(線字)の開発・研究:文字サイズ、手がかり位置の効果について, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.57-59 2006.
- 篠原正美, 島田茂伸, 下条誠, 清水豊, 直接操作型触覚ディスプレイ2号機, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.61-64 2006.
- 和田勉, 三好泉, 高橋宏明, 包装容器における触覚識別表示の標準化に関する調査の概要, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.65-68 2006.
- 葮田貴子, 横井健司, 宮崎由樹, 和気洋美, 和気典二, 触覚変化盲探索にワーキングメモリはあるか, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.69-72 2006.
- 土井幸輝, 荻野愛実, 水野真由美, 藤本浩志, 和田勉, 加齢が図記号の識別容易性に及ぼす影響に関する研究, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.73-76 2006.
- 大倉元宏, 中川幸士, 城内博, ICタグと携帯電話を利用した視覚障害者のための情報伝達, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.81-84 2006.
- 大森清博, 杉本義己, 松井利和, 北山一郎, 盲ろう者のための振動による情報提示に関する研究―振動モータを用いた振動装置の識別率について―, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.85-88 2006.
- 御旅屋肇, 視覚障害と地図, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.89-82 2006.
- 出原立子, 高木一徳, 山田大地, 視覚障害者のための造形表現支援に関する考察, 第32回感覚代行シンポジウム, pp.93-96 2006.
感覚代行シンポジウムについて詳しくは感覚代行研究会のWebサイトをご覧ください。
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