最近の写真-2007年

■ 最近の写真の一覧

12月2日に開催した「視覚障害者のICT利用状況調査2007」報告会の会場内の様子です。

  視覚障害者のパソコン・インターネット・携帯電話利用状況調査2007の調査成果報告会を12月2日(日)に,キャンパスイノベーションセンター東京で開催しました。会には,44人(推定)の方のご参加を賜りました。休日に会場まで足を運んで下さいました方々にお礼申し上げます。(2007年12月10日掲載)



速記用入力装置Stenturaの写真です。

 コンピュータとアクセシビリティの会議会場で見かけた速記用の入力装置ステノグラフ(製品名:Stentura。型番は400SRTか?)の写真です。上段左側4つのキーの組み合わせで最初の子音(initial consonant)を,上段右側の4つのキーの組み合わせで最後の子音(final consonant)を,下段4つのキーの組み合わせで母音(vowel)を打ちます。この方式により,話された内容を要約することなくリアルタイムで表示できるそうです。 当然,筆記は熟練したプロの人にしか務まりません。学会事務局に尋ねたところ,筆記者1人に対する謝金は3日間で3500ドル(40万円ほど)でした。通常は2人1組で交替しながら行うけれど,今回は1人しか都合が付かなかったとのこと。州内の近いところから来てもらえたので良かったが,飛行機で来てもらうようなときはその交通費も負担するそうです。その費用は,おおもとの学会であるACM (Association for Computing Machinery, Inc.)が負担しています。

 文字通訳希望者が1人だけのため,大画面にプロジェクタで提示することはせず,ノートパソコンの液晶ディスプレイに提示した文章を利用者に見てもらう方式としていました。文字通訳利用者は発表者でもありました。発話は明瞭なので発表中は特に支援なし(だったと思う)。フロアからの質問時に,質問内容を筆記画面で読んでいました。

 コンピュータとアクセシビリティの会議(Conference on Computers and Accessibility: ASSETS)についての報告は,海外状況報告で近日中に行います。(2007年10月24日掲載)



ライトアップされた通天閣の写真です。

 9月22日〜24日に,第8回日本ロービジョン学会学術総会・第16回視覚障害リハビリテーション研究発表大会合同会議(於大阪市天王寺区)にて,3件の研究発表を行いました:「点字読み速度と触運動・触読者属性の関係 - 両手読みは片手読みより速いか? - 幼少時学習者は中途視覚障害者より速いか?」(筆頭発表),「視覚障害者による携帯電話・パソコン・インターネットの利用状況に関する調査」(筆頭は宮城氏),「視覚障害者用の漢字詳細読みに関する研究―単語親密度による漢字想起率の変化―」(筆頭は青木氏)。説明を聞きに来て頂いた方々,ありがとうございました。

 発表を終えた夜は,通天閣付近のお店で串揚げを頂きました。この通天閣,高さ103mもあるそうですね。詳しくは大阪新世界のページなどをご参照下さい。(2007年9月26日掲載)



台風9号により,研究所の目の前の岸壁と歩道が崩れました。

 9月6日から7日にかけて台風9号が首都圏を襲いました。この影響で,研究所が面する横須賀市下浦海岸の岸壁と歩道が歩道が150mに亘って崩れ落ちました。海岸からこの道路を横断すればすぐに研究所の敷地です。多くの日は穏やかで美しい景色を楽しませてくれる海岸ですが,悪天候となればうって変わって厳しい場所に転じることを見せつけられました。

 9月7日,渡辺はシンポジウムの運営のため,豊田市の情報科学技術フォーラム(FIT)会場にいました。このシンポジウムには遠隔要約筆記を配備する予定でしたが,台風9号のため情報保障担当者が時間までに会場に辿り着けず,聴覚障害者向けの情報保障を実施できませんでした。この台風のアジア名はFITOWだそうで,FITに狙いを付けて襲ってきたのだろうと,関係者の間でため息を漏らしました。3年前のFITの際も,やはり台風のため情報保障手段の1つが取れないことがありました。万が一の事態に強いロバストな情報保障手段を考えなければなりません。(2007年9月21日掲載)


漢検準1級合格証書の写真です。

 ここ数年漢字に関する研究を続けているので,自分の漢字能力を公的に表したいと思い,漢検(R)を受けてきました。低いところから順番に受けてみようと最初は4級(教育漢字1006字,及び常用漢字300字程度)を受験したら,周囲の受験者がお子様ばかりで恥ずかし思いをしました。その後,2級までは順調に受かりましたが,準1級で3度足踏みしました。そして平成19年度第1回の検定でようやく合格した次第です。準1級はJIS第1水準の漢字使用が目安,合格率は13.1%でした(平成19年度第1回のデータ(日本漢字能力検定協会のページに飛ぶ)。策定に携わってきたJIS第1水準漢字の詳細読みについて,これまでより自信をもって説明できそうです。(2007年8月27日掲載)


スモッグの底に沈む故宮の外壁です。

 国際会議参加のため、7月下旬に北京に行ってきました。オリンピックを1年後に控えた北京は喧噪の町でした。大勢の人びとが大声で話をし、沢山の車が走行音をたて、クラクションを鳴らしています。その車の排気ガスと工場の煙で光化学スモッグが発生します。約1週間の滞在中、1日を除いて北京の町は写真のようにくすみ、空は曇っていました。これは天候のためではなく、光化学スモッグのためだったのでしょう。先日、日本の新聞紙上である中国の環境衛生の会社社長が語っていました。「東京の空は青いですね。」

日本が数十年をかけて遂げた近代化・都会化、そして技術立国化までの変化を、わずか10数年で実現しようとしている中国。人口13億人*のこの国の動向に、経済、環境、技術をはじめとしたあらゆる観点から関心を持たざるを得ません。(2007年8月12日掲載)

*帝国書院のWebサイトによる(出典:Demographic Yearbook2003・2004ほか)。



サッポロビール黒ラベルのロゴです。DoCoMo 2.0のロゴ入り缶ビールです。

 横須賀市光の丘にあるNTT DoCoMoの研究所を見学してきました。以前、新聞の全面広告を見て興味のあったYubi-Wa(指話)(骨伝導を利用した指輪型携帯送受話器)について、開発者の福本様より直接説明を聞くことができたので、見学した甲斐がありました。

 懇親会で聞いた福本様の話が面白かったです。 小泉前首相にYubi-Waを体験してもらったところ、「これが本当のユビキタスだね」というコメントが出て、どう対応して良いか困ったとか。

 左側の写真は、DoCoMo 2.0のロゴ入りサッポロ黒ラベルビールです。右側の写真は、通常の黒ラベルのロゴです。どちらも同じ星形ですが色が違いますね。黒ラベルは黒背景に金色、DoCoMo 2.0は赤色の星です。懇親会場で初めてDoCoMo 2.0のロゴ入り缶を見たとき、一瞬、どこのビールメーカーなのか分からず、驚きました。(2007年7月20日掲載)



横須賀海軍カレーのマスコットキャラクター「スカレー」くんです。記事との関連はありません。

 障害等級の前に付けることがある第1種、第2種という区分はJRの身体障害者旅客運賃割引規則で定義されています(リンク先はJR東日本のサイトです)。

 視覚障害の場合、1級から3級、及び4級の1が第1種、4級の2,5級及び6級が第2種です。4級の1は視力(両眼0.09〜0.12)、4級の2は視野(10度以内)の障害です(身体障害者程度等級表を参照)。第1種は本人及び介護者が割引を受けられ、第2種は本人のみ割引を受けられます。割引率は5割です。

 航空旅客運賃の割引においても同様に第1種、第2種という区別があります。 しかし、その定義がJRと同じかどうかは、ネットでANAのサイトを検索した限りでは、すぐには見つかりませんでした。

 写真は、研究所のある横須賀市の名物「海軍カレー」のマスコットキャラクター「スカレー」くんです。かわいいですが、今回の記事との関連はありません。



触わる地球儀が複数個並んでいる様子です

 横浜市立盲特別支援学校を見学しました。「直観室」と呼ばれる部屋には、盲児童生徒向けの触教材が保管されています。右の写真は、たくさんの触わる地球儀が並んでいる様子です。ほかに、先生達が海外に行ったときに買ってきた触わるお土産も多数、棚に整理されていました。

 養護室では、弱視レンズのほかに義眼も見せてもらいました。10数個の義眼をまとめてみるのはこれが初めてでした。義眼は、利用者が装着したときに容貌に違和感ないように個人ごとに製作されます。大人用と子ども用とでは、大きさだけでなく、白目の部分(強膜の上に結膜が載っている部分)の色が違っています。子ども用は白いですが、大人用では黄みがかっています(写真を撮影しましたが、ここで紹介するのは控えさせて頂きます)。(2007年6月12日掲載)



学会で訪れた沖縄県勝連町にある勝連城跡の写真です

 福祉情報工学研究会を琉球大学(沖縄県西原町)で開催しました。右の勝連城趾の写真はその際に撮影したものです。

 沖縄では,勝連城趾を含めた九つの城跡・御嶽・名勝が世界遺産に指定されています。



MRI装置で撮影した脳の矢状断面画像です

 研究所の東隣には久里浜アルコール症センターがあります。ここには,磁束密度1.5テスラの核磁気共鳴装置(いわゆるMRI (Magnetic Resonance Imaging)装置)があり,非侵襲的に(つまり,体を切ることなく)脳画像を撮影できます。右の画像は,ある男性(39歳,独身)の脳の矢状断面画像(左右真っ二つの切れ目)です。(2007年5月5日掲載)

 ちなみに、国内で治療が必要とされるアルコール症者の数は80万人以上と推定されているそうです。



かすみがうらマラソンの盲導犬体験コーナーのゴールデンレトリーバー

 かすみがうらマラソンに出場しました。このマラソンは国際盲人マラソン大会を兼ねており,多数の視覚障害者が参加しています。一般の人への啓発として,盲導犬体験コーナー(盲導犬育成所チャリティーコーナー)が設けられ,3匹のゴールデンレトリーバーがその可愛さでマラソン参加者と応援者を引き留めていました。当日の天候は,晴れ,時々薄曇り。気温は10数度と暖かいですが,走って火照った体を風が時折冷やしてくれました。盲人マラソンの伴走として有森裕子氏も走っていました。盲人マラソンかすみがうら大会への参加者数は158人でした。 写真は,盲導犬体験コーナーの前にいたゴールデンレトリーバーです。国内で働いている盲導犬の数は952頭だそうです(日本盲人社会福祉施設協議会リハビリテーション部会盲導犬委員会,平成18年3月集計)。(マラソンは2007年4月15日開催)



東京マラソン完走後に受け取るヒートジャケットと記念メダル

 東京マラソンの男子10kmに出場しました。当日の朝9時は,雨は本降り,気温は5度程度と,本当に寒かったです。待機地点が後方だったため,スタート地点に着くまで12分かかりました。記録は,完走者3335人中1331位でした。写真は,完走後に受け取るヒートジャケットと記念メダルです。(マラソンは2007年2月18日開催)



琵琶湖の風景

 福祉情報工学研究会が立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開かれ,これに参加してきました。写真は,琵琶湖を眺めながら物思いにふける著者です。(2007年2月5日掲載)



『説文解字』における「触」(しょく,さわる)という漢字

 画像は,『説文解字』(許慎,西暦100年頃)における「触」(しょく,さわる)という漢字です。旧字は「觸」で,旁(つくり)は三国志の「魏・呉・蜀」の「蜀」の字でした。これが音を表す形声文字です。蜀は獣(けもの)のオスも意味しました。説文解字には「牴(あた)るなり」とあり,角を使って争う,また角を使って物に触れることから,触覚,抵触という意味になったそうです。後に,旁である「蜀」のあみがしらと包みがまえが略され,「虫」になりました。(『字通』CD-ROM版(白川静,平凡社)より)(2007年1月23日掲載)



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Last updated: 2009年5月24日
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